鎌倉なんでもベスト3、其の六は「オススメのカフェ・甘味処」。
2008年に鎌倉を訪れた観光客の数は、約1934万人だそうです。5年連続の増加だとか。
昨今のウォーキングブームの影響もあるでしょうが、鎌倉を愛する私としては、お客さんが増えることはとてもよいこと、そしてうれしいこと。
一方で、宿泊施設や公衆トイレの不足、ゴミ問題など、受け入れ態勢もしっかりしたものが必要になりますね。
さて、これからの観光シーズン、名所めぐりはとても楽しいですが、歩きつかれたときにうれしいのが、ホッと一息つけるカフェや甘味処。しかし、鎌倉は観光地だけに店が多い。飲食店の数だけでいくつあるやら。。。
そこで、私のおすすめのお店を紹介しておきたいと思います(私の独断と偏見ですがご了承あれ)。すべて有名店なので、ご存知の方も多いと思います。
◆イワタコーヒー店
鎌倉一の繁華街、小町通りの入口にあるのが「イワタコーヒー店」。かつて大仏次郎(おさらぎじろう)や川端康成など、鎌倉文士たちもこの店のコーヒーを愛したと言う昭和23年創業の老舗喫茶店。ジョン・レノン、オノ・ヨーコもこの店でお忍びデートをしたとか。
店内の雰囲気は、そう、懐かしい昭和の雰囲気。革張りの固めのソファーにそっけないテーブル。華美な装飾や高級な食器など一切ありません。置いてある灰皿だって、昔ながらのステンレス製。でも、これがいいとは思いませんか!
この店に入って驚くのが、意外と奥行きがあること。そして、奥には中庭が開けており、大き目の窓からは陽光がさんさんと降り注いでいる。ときどき、向いの建物からおばちゃんが出てきて、庭にホースで水を撒いていたりする。。。
懐かしい。昔はみんなこんなだったはず。過剰なサービスなどいらないから、とにかくゆっくりしたい。窓から入る陽射しの下で、ゆっくり読書し、そして飽きたら時間を忘れて居眠りしたい。。。
鎌倉の繁華街の一角に、今なお残るやさしい時間の流れる場所。。。
と、書くとすごく良いお店のように思えますが、休日はダメですよ。雑誌片手に押し寄せるお客さんで一杯になっちゃいますから、とてもゆっくりはできません! ゆっくりするなら観光オフシーズンか、平日の開店(10:00)と同時が狙い目です。
あと、表面はカリカリ、中はフワフワの名物の特大ホットケーキは、焼くのに30分かかるので気をつけてくださいね。
◆ミルクホール
このお店は、路地の中にあるもので、初めて行くときはなかなか難しい。。小町通りを北に向って歩いて、煎餅屋さん(壱番屋)と漬物屋さん(味くら)のある角を左に曲がります。中華の「二楽荘」を過ぎたところでもう一度左に曲がる。そこにある黒くて古びた建物。それが老舗カフェ「ミルクホール」。
店の名前の由来ですが、「ミルクホール」というのは、明治から大正、昭和初期に流行った軽飲食店で、牛乳やコーヒー、パン、ケーキなどを出したのだそうです。ですから、店内に入ると中はすべてアンティーク。家具や置物だけじゃなくて、ストーブまで随分年代物を使っています。瞳を閉じて、再び眼を開けると、そこで古き良き時代のハイカラな紳士・淑女がおしゃべりしてそう。
私は、この店で注文するものは決まってます。昼に来たらカレー。午後に来たらコーヒーとチーズケーキ。夜のバータイムに来たらアイリッシュウィスキーをロックで。迷わないのは良いこと。迷う時間があれば、その分雰囲気や流れる音楽を味わったほうが良い。
ちなみに営業時間は、
ランチタイム : a.m.11:30~p.m.2:30
ティータイム : p.m.2:30~p.m.6:00
バータイム : p.m.6:00~p.m.10:30
◆茶房 雲母
このお店の名前は「雲母(きらら)」と読みます。京都の「雲母坂」と一緒。
雑誌などでは、必ず取上げられてますから、もう紹介の必要もないくらいですが、やっぱりこの店の白玉は美味!
場所は、鎌倉駅西口から佐助稲荷・銭洗弁天に行く途中。もちもちの白玉をぜひご賞味あれ。
晴れの休日はとても混雑します。雨の日や平日なら比較的入りやすいですね。
私の中での順位は、
1位 : 雲母
2位 : ミルクホール
3位 : イワタコーヒー店
です。