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2014/01/15

消えゆく文化の香り 鎌倉の美術館

以前は、冬の鎌倉散策の楽しみの一つとして紹介していた、鎌倉の美術館めぐり。
冬場の花の少なくなる時期、大小問わず、数多くの美術館のある鎌倉の「美術館めぐり」はなかなか楽しいものでした。

しかし、ここ数年、街の文化レベルの高さの指標の一つともいえる美術館が、鎌倉の街から次第に姿を消していっています。

私の記憶に残るところで、ここ数年で閉館(長期休館含む)したのは、

■北鎌倉小瀧美術館(北鎌倉)
2005年閉館
ヴェネツィアン・ガラスと小瀧達郎氏の写真の美術館。

■大谷記念美術館(佐助)
2009年より長期休館中。
故・大谷米一氏(ホテルニューオータニ前会長・ニューオータニ美術館 前館長)が長年蒐集したフランス近代絵画を中心に展示。

■棟方版画美術館(鎌倉山)
2010年閉館
日本を代表する版画家・棟方志功のアトリエ跡に、氏の作品を展示。氏の生まれ故郷である青森県の棟方志功記念館に全作品を寄贈した。

の3件。

さらに、今大きな問題となっているのが、鶴岡八幡宮境内の神奈川県立近代美術館鎌倉館の取り壊し・閉館問題。
「財政難に苦しむ神奈川県が、敷地の所有者である鶴岡八幡宮との土地貸借契約を更新しない方針を示しているため、日本を代表する近代建築の一つである、同建物が取り壊されるかもしれない」といいます。

http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20131119-OYT8T00821.htm

多くの文化人が住み、観光地ながら、ハイソな住宅地・別荘地のイメージのある鎌倉市。なんだか、このままだと、どんどん普通の観光地・住宅地になってしまうようで、危うい気がします。

今後の舵取りとして、参考になるのでは?と思うのが、池袋を擁する豊島区の例。

「芸術で食う」街に変貌?池袋の大胆改革
http://toyokeizai.net/articles/-/28135

池袋といえば、かつては、申し訳ないですが、サンシャインシティーを除けば「東京で最も遅れた繁華街」的なイメージがありましたが、行政の舵取りにより、いつのまにか「文化を発信する街」に変貌。

池袋と違うのは、鎌倉は、もともと良い素材をもっているわけですよね。
文化行政の舵取りを間違えず、「鎌倉らしさ」を失わないようにしたいものですね。

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コメント

hiroさん、お久しぶりです。
家は、あまりにも海に近すぎると、潮風でベタベタしそうだし、物件選びがなかなか難しかったです。
あと、津波はちょっと心配ですねー、やっぱり。
それでも、近年の東京の冬の寒さを考えると、海辺の温かい土地というのはあこがれです。
近くになると思いますので、いろいろ情報ください。
よろしくおねがいします。

投稿: 管理人(森川) | 2014/01/20 09:19

こんにちは しばらくですー
県民ですが近美のことは知りませんでした。
葉山にもできましたしね。鎌倉のは1,2回しか
入ったことありません。

湘南は広尾よりずっといいですよ、自然を感じられて。
地震が少々心配ですが・・。

投稿: hiro | 2014/01/19 23:18

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