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2013/11/21

鎌倉の奥座敷の紅葉 瑞泉寺

鎌倉駅から「大塔宮」行きバスに乗り、終点の「大塔宮」で下車、さらに細道を10分ほど歩いた「紅葉ヶ谷(もみじがやつ)」と呼ばれる地に瑞泉寺はあります。

鎌倉は、南以外の三方を山に囲まれていて、あたかも手のひらを伏せたときの指のように、山の尾根がいくつもせり出しています。
この指と指(尾根と尾根)に挟まれた部分に、ちょこっと出来たような平地を、鎌倉では「谷戸(やと)」とか、「谷(やつ)」とか呼んでいます。
瑞泉寺のある紅葉ヶ谷も、そのような谷戸のひとつです。

谷戸は山に囲まれて涼しいですし、防備の観点からも良かったのでしょう。鎌倉時代の文献を読むと、有力な武将が谷戸に屋敷を構えていたようですね。
現在、妙本寺のある比企ヶ谷に屋敷を構えていた比企氏などが、代表的な例です。
今は、どうなっているかというと、大きな谷戸は、だいたいお寺の境内になっています。
例を挙げるときりがないですが、建長寺や円覚寺、覚園寺、妙本寺などに行くと、谷戸の地形というものがよく分かると思います。

瑞泉寺のある紅葉ヶ谷は、鎌倉の東端の山あいの地に位置するため、とても静かで「鎌倉の奥座敷」というにふさわしい場所。
名前のとおり、紅葉が多く、鎌倉有数の紅葉の名所として知られています。
ただ、瑞泉寺の紅葉が色づくのは、鎌倉の他の場所よりも遅く、12月になってから。
年によっては、紅葉が年を越すこともあります。

Zuisenji1

Zuisenji2

2003/12/20撮影

瑞泉寺と言えば、本堂裏手にある、夢窓国師の作庭と伝わる石庭が有名。
この石庭、実は永いこと泥に埋もれていて、昭和44年古絵図を元に掘り起こしたところ、橋や排水溝、滝などがほぼ絵図どおりに現れたのだそうです。

この庭の崖上には、「偏界一覧亭(へんかいいちらんてい)」と呼ばれる建物があって、その昔は、天下の名僧たちがここに集まって、たびたび詩の会を催したのだそうです。

四季折々の自然は誠に素晴らしく、ことに紅葉は「楓林ことごとく赤し」といわれるものだったと伝わっています。

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