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2013/07/05

7月の鎌倉 花めぐり

いよいよ本格的な夏になってきました。

みなさん、夏バテなどしないようにしてくださいね。

暑い時期の散歩は、水分補給がかかせません。ペットボトルを持って出かけましょう。

7月の鎌倉で見ることができる花といえば、凌霄花(のうぜんかずら)。
オレンジ色の鮮やかな花は、路地や民家の庭先などでも見かけますが、やはりお寺の境内に咲いているのを見ると、その美しさはひとしおです。

それから、7月の下旬には、蓮(ハス)の花も咲き始めますね。
蓮は、汚い泥沼の中に美しい花を咲かせることから、仏様の花とも言われます。
仏様は、蓮華座に座っていらっしゃいますね。

さて、7月の鎌倉の花めぐり、鎌倉駅東口から、まずは本覚寺に行ってみましょう。
若宮大路の鎌倉郵便局と銀行の間を入っていくと、右手に本覚寺の境内が見えてきます。

本覚寺の境内では、鉢植えですが美しい大きな蓮が花を咲かせます。(2009/7/28撮影)

Phongakuji

本覚寺から小町大路を渡って、谷戸の奥の方へ進んでいくと、この辺りでは最も大きなお寺、妙本寺があります。
妙本寺のある谷戸は、「比企ヶ谷(ひきがやつ)」といいまして、鎌倉時代は、鎌倉幕府の有力御家人の比企氏が屋敷を構えていました。

山と木々に囲まれたこの辺りは夏でも大変涼しくて、頼朝公もよく避暑に訪れていたそうです。
今では、暑さを避けて、地元の人たちや観光に訪れた人々、それに猫たちが庇を借りて休憩しています。
そんな風景を見ていると、このお寺は夏の鎌倉のオアシスみたいだなと思います。

妙本寺の凌霄花、とてもきれいですね!(2009/7/28撮影)

Pmyohonji

さて、次は鶴岡八幡宮へ向かってみましょう。
鶴岡八幡宮に入ると、すぐに左右に池があります。向かって左が平家池、右を源氏池と言います。
頼朝が鎌倉を拠点に定め、鶴岡八幡宮を造っていた頃には、ライバルの平家はまだ健在でした。
そこで、平家池には4つの島を浮かべて「死」を、源氏池には3つの池を浮かべて「産(繁栄)」を祈願したのだそうです。

最初は平家と源氏のそれぞれの旗色から、平家池には赤い蓮を植え、源氏池には白い蓮を植えたと言います。
しかし、それから800年以上が経過した今となっては、もう混じり合ってしまって、よく分かりません。
(2005/7/15撮影)

Phachimangu

最後は、海蔵寺へ行ってみましょう。
鶴岡八幡宮の境内を出たら、右のほうへ歩いて行きます。
すると、T字路につきあたりますが、ここを左に行きます。
この道は、鎌倉駅前から続いている、鎌倉のショッピングストリート・小町通りの北側の端っこです。
角には、鎌倉十井のひとつ「鉄の井(くろがねのい)」がありますね。

小町通りに入ったら、今度はすぐに右に曲がります。
しばらく行くと「川喜多映画記念館」が見えてきます。

故・川喜多ご夫妻は、海外の映画を日本に積極的に紹介され、日本の映画文化の発展に多大な貢献をされました。
この記念館は、ご夫妻の邸宅の跡地に鎌倉市が建てたものですが、展示内容が乏しく、ほとんどの観光客が前を素通りしています。
個人的な意見では、わざわざ新しい立派な建物を建てなくても、お屋敷の建物をそのまま残して記念館として公開した方が、風情があってよかったのではないかと思います。

さらに先へ行くと、和風ラーメンなどを食べることができる「不動茶屋」というお店屋さんが見えてきます。
茶屋の先で横須賀線の線路を渡り、道なりに右をずっと歩いて行くと、道の終点の谷戸の奥にひっそり佇むお寺が海蔵寺です。

海蔵寺は、「花と水の寺」。いつもきれいにお庭を手入れされて、とても涼しげです。
朱色の和傘に降り注ぐように咲く、真夏の花・凌霄花。(2005/7/17撮影)

Pkaizouji

海蔵寺では、ぜひ、不思議な形をした「十六の井」を拝観して帰ってください。

凌霄花が見頃になるのは、7月中旬頃。ちょうど三連休の頃でしょうか。
7月の三連休の鎌倉の宿も、まだ、空きがあるようですので、お見逃しなく!

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