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2012/02/24

遅咲きの梅

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タイトル:遅咲きの梅
場所:瑞泉寺
時期:2月下旬~3月中旬

瑞泉寺は紅葉ヶ谷(もみじがやつ)とよばれる、鎌倉の奥座敷に位置するため、梅の開花も市街地より幾分遅め。
年によって異なるが、だいたい3月の中旬ごろまで、ほのかな早春の薫りを楽しむことができる。

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2012/02/20

手話で巡る鎌倉世界遺産候補地

NHKのニュースを見て知ったのですが、「手話で巡る鎌倉世界遺産候補地」というスマートフォン用のアプリケーションが、開発されたそうです。

このアプリケーション(プログラムのこと)を自分のスマートフォンにインストールすると、世界遺産候補地になっている鎌倉観光名所の情報を、手話付きで見ることができます。

実際にこのアプリケーションを使った聴覚障がい者の方の感想ですが、

観光地のガイドで手話のできる人は限られているので、今までは耳の聞こえる人の半分くらいしか楽しめていなかったが、こういうのが使えればもっと観光が楽しめると思う。

とおっしゃっていました。

このアプリケーションは、もちろん耳の聞こえる人でも使うことができ、トイレ情報や震災時の避難場所なども表示可能とのことなので便利かも、と思いました。

こういうのは、ほかの観光地にもどんどん広まると良いですね。

◆手話で巡る鎌倉世界遺産候補地
使用料は無料。ダウンロードするのには通信料がかかります。
今のところ、Android向けのみ。(i-Phone向けも、リリース予定とのこと)

https://market.android.com/details?id=com.shuwide.android.kamakura

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2012/02/16

がんばれ大イチョウ

鎌倉市民の方や、鎌倉をよく訪れる方はご存じかと思いますが、鶴岡八幡宮の大銀杏(イチョウ)は、2010年3月の大風のときに倒れてしまいました。

あのときは、人に会うたびに、
「大銀杏倒れちゃいましたね。」
「森川さん、残念ですね。。。」
と、まるで私の肉親が亡くなったように、みなさんからお悔やみの言葉をいただいたのを覚えています。
(これは本当の話。一週間ぐらい、廊下ですれちがう人からも言われました。)

鶴岡八幡宮の大銀杏は、別名「隠れ銀杏」と申しまして、鎌倉幕府の三代将軍、源実朝が鶴岡八幡宮の境内で暗殺されたときに、暗殺者が銀杏の陰に隠れていたとの伝説が残っています。
推定樹齢800年、鎌倉の歴史や街、人々の移ろいを眺めてきた、いわば鎌倉のガーディアン(守護者)でした。

実は、この大銀杏を再生しようというプロジェクトが始まっています。
元の大銀杏の根と幹の一部を保全し、そこから若い木が勢いよく伸びだしています。
自然の生命力ってすごいなと思いますね。

今生えだしたばかりの若い木が大木に育つ頃には、私はもちろんこの世にはいませんけれども、孫やひ孫の世代の人々をずっと優しいまなざしで見守ってくれていることと思います。

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2012/02/11

大国祷会 成満祭

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今日は、名越の長勝寺で行われた、鎌倉の冬の風物詩ともなっている大国祷会 成満祭(だいこくとうえ じょうまんさい)へ行ってきました。
今日は風も穏やかで、2月にしてはそれほど寒くはなかったとはいえ、冬のさなかに冷水を浴びる荒行は、見ているほうも、身が震える思いでした。


◆大国祷会 成満祭
毎年、2月11日に鎌倉、名越の長勝寺で行われる日蓮宗修行僧の水行。
修行僧たちは前年11月から千葉県の法華経寺で、100日間、1日2回の粥(かゆ)だけの食事と1日7回の水行を行い、この日、長勝寺に戻ってきます。
そして、厳寒の中、国体安泰と世界平和を祈りながら、修行の仕上げに最後の水行を行います。

写真は上から、
・うちわ太鼓に導かれながら、修行僧が境内に入場。
・厳冬の空の下、白いふんどし姿になり、経文を唱える。
・「一道 清浄」とかかれた水槽から手桶に冷水を汲む。
・頭から冷水を被ると、辺りに水しぶきが飛散する。
・修行を終え、法華堂に祈りを捧げる修行僧。

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2012/02/09

東風吹かば・・・

例年なら今ごろは、梅の季節。あちこちから、ほのかな甘い香りが漂ってくるころですが、今年は厳しい寒さのせいでこれからのよう。

梅の花を愛したことで知られるのが、右大臣・菅原道真公(追贈・太政大臣)。
中級貴族の家柄に生まれながら、時の帝にその才能を愛され右大臣まで登り詰めますが、ライバルの左大臣・藤原時平の讒言(ざんげん)にあい、都を追われ、九州の大宰府に左遷されます。
都を去るとき、道真公は自宅の庭に植えられた梅の木のことを和歌に詠みました。

 東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな

東風は「コチ」と読みます。東から吹く風というより、むしろ春風の意味。「春風が吹いたなら、私が都を去ってもきちんと花を咲かせるのだぞ、梅の花よ」と、悔しくやるせない気持ちを詠んだ歌です。

この歌に詠まれた梅の木、道真公が大宰府に去ると、その後を追いかけて大宰府まで飛んでいったという伝説があります(飛梅の伝説)。梅の木にまで慕われる道真公の人柄が偲ばれますね。

ところで、上の道真公の歌にそっくりな歌を、鎌倉幕府の三代将軍・源実朝公が詠んでいることは意外と知られていないですね。実朝公は和歌の名手で「歌人将軍」とも言われました。
どのような歌かというと、

 出でていなば 主なき宿と なりぬとも 軒端の梅よ 春を忘るな

というもの。
実朝は建保7(1219)年1月、自身の右大臣拝賀の式の当日、鶴岡八幡宮境内で甥の公暁(くぎょう)に殺害されますが、この拝賀式に出掛ける直前に、この歌を詠みました。

この歌は明らかに、上の道真公の歌の本歌取り。都を追われる道真公に自分を重ねあわせて詠んだもの。すなわち、この後訪れる自らの死を予見した辞世の歌です。

平安時代と鎌倉時代、2つの時代に2人の右大臣が詠んだ梅を題材にした和歌は、いずれも物悲しく、そのせいか梅の花を見ると、寂しい気持ちになります。

道真公は、学問の神様(天神様)として各地におまつりされていますが、鎌倉では荏柄天神(えがらてんじん)が有名。境内の紅白の梅がきれいで、受験シーズンは、たくさんの受験生でにぎわいます。

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写真上:荏柄天神の紅白の梅
写真下:門に模られているいる紋章も梅の意匠

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2012/02/08

春告草・風待草

梅には「春告草」や「風待草」の和名があります。
いずれも春の到来を告げる草の意味ですが、とても響きが美しいですね。
春とは名ばかりの寒い日が続き、春風が吹くのは随分と先のことのように思えますが、木や花は人間以上に環境や季節の移ろいを知っているもの。
春は意外と近くまでやってきているのかも知れません。

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2012/02/05

日暮れ前に -逗子、披露山公園より-

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タイトル:日暮れ前に
場所:披露山公園
時期:2月

披露山は日本のビバリーヒルズとも言われる披露山庭園住宅地(地元ではTBSと呼ばれている)で知られる。
披露山公園の展望台からは、庭園住宅地が真下に見え、その向こうには逗子マリーナや江ノ島が一望できる。
時はすでに夕刻。まだまだ肌寒いけれども、物寂しい冬の向こうに、かすかに春の息遣いを感じることができる夕闇の雲と空。


◆披露山公園
http://hirouyamapark.meisyosyoukai.nomaki.jp/index.html

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2012/02/03

水仙

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タイトル:水仙
場所:瑞泉寺
時期:1月~2月

寒い日が続きます。
こんな寒い季節にもかかわらず、花を咲かせる水仙って、すがすがしいですね。
でも、花言葉は、「うぬぼれ」「自己愛」「エゴイズム」だそうです。
英名は、「Narcissus」。そう、ギリシャ神話に出てくる「ナルシス(ナルキッソス)」。ナルシストの語源ですね。(※)


※ギリシャ神話より
森の妖精エコーが美少年ナルシスに恋をしたが、エコーは誰かが話した言葉を繰り返す以外は、何もできない罰を受けていたので、ナルシスは「退屈だ」としてエコーを捨てた。
エコーは悲しみのあまり姿を失い、ただ声だけが残って木霊(こだま)になった。
これを見た神ネメシスは、ナルシスが、ただ自分だけしか愛せないようにする。
ある日ナルシスが池の水面を見ると、中に美しい少年がいた。もちろんそれはナルシス本人だった。
ナルシスはひと目で自分自身に恋してしまう。
そして、水面に写った自分に口付けをしようとして、そのまま落ちて水死した。あとには水仙の花だけが咲いていた。


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2012/02/02

宝戒寺 枝垂れ梅

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タイトル:枝垂れ梅
場所:宝戒寺
時期:2月上旬~2月中旬
(今年は寒さのせいで開花が遅れています。開花時期の情報はあくまでも参考です)

「萩寺」として知られる宝戒寺だが、早春のしだれ梅もことのほか美しい。
「白装束」と言うことでも分かるが、白は神に最も近い神聖な色。
境内を白く彩る白梅は、あたかも穢れを洗い流す白いシャワーのようである。

枝垂れ梅は、江ノ島駅そばの常立寺も見ごたえあり。

※常立寺は、鎌倉市のお隣、藤沢市のお寺になります。

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