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2010/01/17

冬の鎌倉の楽しみ

冬は、観光シーズンではありませんが、私は、古都歩きには一番よい季節ではないかと思っています。
冬というのは、次の「生」の季節への序曲。新しいものを生み出すために、じっーと我慢する時期です。この何もない、「静」は「清」や「聖」であり、事物が本来持つ美しさを際立たせてくれるような気がします。

澄み切った大気の中にそびえ建つ古寺の伽藍。緑少ない中に静かに、しかしながら凛と花を咲かせる寒牡丹など。
冬の古都の魅力を少しでもお伝えできればいいな、と思います。

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~ その1 展望台からの景色を楽しもう ~
大気の澄み渡った冬は、展望台からの眺めもひときわ素晴らしく、遥か彼方、地平線や水平線までも見渡すことが出来ます。
そこで、まずは鎌倉と鎌倉周辺のおすすめの展望台をご紹介しましょう。

①江の島展望灯台
鎌倉周辺の展望台でなんと言っても有名なのは、江の島の展望灯台
高さ41メートルの展望フロアからは、西に富士山・丹沢連峰、南に大島・伊豆半島など360度の大パノラマを楽しむことができます。

②勝上けん展望台
江の島の展望灯台が「海」の展望台だとすれば、勝上けん展望台は「山」の展望台。建長寺裏手、半僧坊権現から更に階段を登った山中にあります。
ここは夏は夏でよいですが、冬もまた格別です。夕暮れ時、西の空にシルエットとなって浮かぶ富士山は雄大であり、その下に街の灯がキラキラと宝石のように輝いて見えます(写真左)。

パノラマ台
ハイランド住宅地の外れの、ちょうど逗子と鎌倉の市境付近に位置し、逗子と鎌倉の海も街並みもグルリ360度見渡すことが出来るこの展望台からの景色、私はナンバーワンだと思ってます(写真中)。


~ その2 静かな境内で冬の花を楽しもう ~
早春の梅に始まり、春爛漫の桜、カイドウ。初夏の紫陽花、ハナショウブ。夏のノウゼンカズラ。初秋の萩。秋のヒガンバナ、コスモス。晩秋の紅葉・・・、と鎌倉は四季を通じて花に彩られていますが、さすがに12月下旬から1月にかけては花も少なくなります。
しかしながら一年の中で最も静かなこの時期、古都の寺社の静かな境内を落ち着いた気持ちで逍遥するのも悪くありません。 雪化粧した鎌倉の街はあたかも水墨画のようで殊のほか美しいですし、晴天の日に風花が舞うのなどはなんともロマンチックではありませんか。

しかも花も全くないかというと、そうでもありません。鶴岡八幡宮の牡丹苑では雪よけの「こも」に覆われて冬牡丹が大輪の花を咲かせます(写真右)。
また、浄智寺の境内などでは「蝋梅(ロウバイ)」が咲きます。蝋梅の花は字のとおり、形は梅の花に似ていますが、まるで蝋細工のような花びら。これも寒さから身を守るための自然の進化の形なのでしょうか。

※風花
晴天の日に風と共にちらちら降る雪。まるで消えるために降っているような、はかない雪のこと。

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コメント

小鳩さま

こんばんは。
いつも読んでいただきましてありがとうございます。
コメントいただきまして、大変うれしいです。

投稿: 森川 | 2010/01/22 22:59

いつも楽しみに拝読しております。
初めて、コメントさせていただきます。
いつも楽しい文章ですが、今回は特に素敵な内容に心打たれまして。

風花 まるで消えるために降っている雪。
なんて美しい語感なのでしょう!

これからも楽しみに読ませていただきます。よろしくお願いいたします。

投稿: 小鳩 | 2010/01/21 22:40

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