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2010/01/10

NHK学園講座 鎌倉浪漫ウォーク 1月

Suzume Hana Fusuma_2

1/8(金)、NHK学園講座「鎌倉浪漫ウォーク」の1月の回を実施してきました。

今回のテーマは「江の島」。
江の島は、正確には鎌倉ではなく、お隣の藤沢市に属します。でも、観光地的にいうと鎌倉とセットみたいな感じで、鎌倉と江の島をセットで周る方も多いですから、兄弟・姉妹みたいなものです。

江の島の歴史は相当古く、欽明天皇の頃に島の岩屋(洞穴)に神様をお祀りしたのが始まりと伝わります(欽明天皇は、かの聖徳太子のお爺ちゃんです)。

日本古来の神様と仏教の仏様が合祀(神仏習合)されていた江戸時代までは、江の島には「金亀山与願寺」というお寺がありましたが、明治初年の神仏分離令後は仏式を廃し、改めて神道の江島神社(えのしまじんじゃ)が祀られ、現在に至っています。

さて、今回の江の島散策、まず最初に向ったのが、島の西奥に祀られている江島神社の奥津宮(おくつのみや)のすぐそばにある「魚見亭」という海鮮料理屋さん。
このお店はとにかく景色が素晴らしく、通された奥座敷からは水平線を180度見渡すことができます。
富士山は山頂付近に雲がかかっていたものの、茅ヶ崎沖の烏帽子岩やその向こうに伸びる伊豆半島、更にその沖に浮かぶ伊豆大島など、冬ならではの雄大な景色を楽しむことができました。
今回、頂いた料理は「江の島丼のセット」。江の島丼というのは、サザエを卵でとじた親子丼のサザエ版みたいなもの。これにカニのダシのきいた味噌汁と小鉢が付いて1,365円。観光地にしては、割と良心的なお値段なのではと思います。

さて、お昼を頂いた後、午後は島内散策。江島神社参拝、サムエル・コッキング苑(旧江の島植物園)と展望灯台見学、そして、江の島観光のメインといえば弁天様のお参り。

江の島の弁天様は、琵琶湖の竹生島、安芸の宮島の弁天様と並ぶ、日本三大弁財天の一人。奉安殿と名付けられた八角のお堂の中には、二体の弁天様がいらっしゃいます。右にいらっしゃるのが、源頼朝公が奉納したと伝わる8本の腕を持つ八臂(はっぴ)弁財天。そして、左にいらっしゃるのが、一糸まとわぬ姿に琵琶を手にした「裸弁天」とも「妙音弁財天」とも言われるお像。
弁天様は、もとはインドのサラスヴァティー川という川の神様。川の流れのサラサラという爽やかな音から転じて、音曲・芸能の神様となりました。芸で身を立てたいという方にはぜひともお参りしていただきたい神様です。

島内散策を一通り終えて、最後に向ったのは、江ノ電で「江の島」駅から一駅移動した「腰越」の駅のそばにある満福寺というお寺。こちらのお寺は、かの源義経が逗留し、「腰越状」をしたためたといわれる義経ゆかりの寺。
この故事にちなみ、1981年~1985年に漆画家の宮本忠さんが、鎌倉彫の技法を用いて義経の生涯の様々な場面を描いた32面の見事な襖絵があります。
襖絵の見学の後は、お寺の裏手の山に登り、つい先ほどまでいた江の島方面の景色を満喫。

冬晴れの空の下、爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込み、今年もきっと良い年になると思うことができた、素晴らしい一日でした。

写真は左から、
・江ノ島駅前のスズメさんたち
・江の島サムエル・コッキング苑のチューリップ
・満福寺の襖絵

◆参考
・江島神社HP
http://www.enoshimajinja.or.jp/

・江ノ島探検
http://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/bkikou8enosima.html

・宮本忠さんのHP
http://www.geocities.jp/tadasimiyamoto/

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