« 森はすでに暗く 空はまだ青い | トップページ | 古都浪漫ギャラリー 「夏模様」 »

2009/07/11

鎌倉浪漫ウォーク 田谷の洞窟

昨日は、私が講師を担当させていただいているNHK学園講座「鎌倉浪漫ウォーク」の7月の回に出掛けてきました。
昨日の天気は曇り空。しかし、7月の晴天の日射しは街歩きには辛いので、これは本当にうれしい曇でした。

朝、大船駅に集合し、最初にバスで向ったのが定泉寺というお寺さん。このお寺の境内にあるのが「田谷の洞窟」。
「田谷の洞窟」の正式名は、田谷山瑜伽洞 「ゆがどう」。古くから修業道場として使われてきた地底伽藍で、上下3段、延長約1キロのうちの一部を公開しています。

まず、洞窟の歴史などについて和尚さんのお話を伺った後、頂いたお灯明(ロウソク)に灯を点し、洞窟内に入ります。洞窟の中は夏でもヒンヤリ。狭い通路を進んでいくと、所々に少し広めの部屋が開けており、闇の中にうっすらと壁に刻まれたレリーフのような仏の姿が浮かび上がります。洞窟内の部屋には四国八十八ヶ所霊場をはじめ、西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所の各観音霊場札所の仏様が祭られていて、洞窟内を一周すれば総てまわったのと同じ功徳があるのだそう。
階段を下りて、奥の院のある一番下の階に行くと、そこに広がるのは本当に不思議な地底世界。小さな滝の流れ落ちる池から、音無川という川が流れ出していて、まるで「オペラ座の怪人」に登場するファントムの住処のようだな、と思います。

しかし、永い年月をかけてとは言え、重機の無かった時代に、これだけの地下伽藍をノミだけで掘り進めるのは、いかに大変なことだったか!!

定泉寺からバスで一旦大船駅に戻り、湘南モノレールに乗って、今度は江ノ島に向います。今日の昼食は「かきや旅館」のシラス三昧セット。シラス丼をはじめ、シラスのかき揚げ天麩羅、シラスの酢の物の小鉢など、とにかくしらす尽くしの昼食。皆さん満足いただけたかと思います。

食後は、龍口寺で「五頭龍と江ノ島の弁天様」、「日蓮上人の龍の口の法難」のお話をし、常立寺で「元使塚」のお話をして解散。8月は夏休みなので、9月の再会をお約束して、皆さん家路につかれました。

|

« 森はすでに暗く 空はまだ青い | トップページ | 古都浪漫ギャラリー 「夏模様」 »

コメント

愛里花様

こんばんは。
昨日は、体調が優れない中、ご参加いただきましてありがとうございました。休まず参加してくださる皆様の心が本当にうれしく思います。

これからの暑い季節、お体ご自愛ください。
次回の講座の頃は、もう涼しくなり始めていますね!

投稿: 森川 | 2009/07/11 23:06

お天気にも恵まれ楽しい「鎌倉歴史散策」一日でした。
新しいメンバーも加わり田谷の洞窟に柔らかな声が木霊していました。

少し体調悪く参加しましたが、先生をはじめ優しい皆さまのお心使い心から感謝してます。
半年前までお交わりのなかった皆さまとこうして一つの学びの場でご一緒させて頂けて、森川先生を通して鎌倉の歴史や文化そして豊かな海の幸に預かることができて今回も充実した日を過ごさせて頂きました。

中でも「田谷の洞窟」では入洞前に拝聴した和尚さんのお言葉の中で「薬師寺元館長 高田光胤氏」のことばで・・・
①とらわれないこころ②こだわらないこころ③かたよらないこころ・・・ひろく ひろく もっとひろくこれが般若心経 空のこころなり・・・という深いお言葉を頂きました。

こんな素敵なお話を愛聴する機会を与えて下さった、森川先生のお心の広さを感じています。

森川先生 皆さま 次回までごきげんよう!!

投稿: 愛里花 | 2009/07/11 21:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46331/45601211

この記事へのトラックバック一覧です: 鎌倉浪漫ウォーク 田谷の洞窟:

« 森はすでに暗く 空はまだ青い | トップページ | 古都浪漫ギャラリー 「夏模様」 »