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2009/07/31

夏の鎌倉の楽しみ方

夏の鎌倉というと 海! というイメージですが、お祭りや様々なイベントも催されるので、ぜひ足を運びたいところ。
8月の代表的なお祭り・イベントをご紹介します。

◆ぼんぼり祭(鶴岡八幡宮
- 立秋の前日から- 8月9日(日) までの3日間 -

Bonnbori1Bonnbori2

ぼんぼり祭は、毎年、立秋の前日から9日までの3日間(年により4日間)鶴岡八幡宮の境内で行われる鎌倉の夏の風物詩。
期間中、立秋の前日には夏の祓いである夏越祭、立秋当日には暦の上での秋の訪れを奉告する立秋祭、そして源実朝公の誕生日である9日には実朝祭が執り行われます。
鎌倉駅前の段葛から本殿へと続く石段まで、参道に鎌倉ゆかりの文化人や各界の著名人揮毫の雪洞が並べられ、日暮れとともに点される灯が、幻想的な夏の夜を彩ります。

写真上:雪洞が並べられた鶴岡八幡宮境内
写真下:鎌倉在住の小説家・柳美里さん揮毫の雪洞
(いずれも2004年撮影)

◆くらやみ参り(覚園寺
- 8月10日(月) -

Kurayami1Kurayami2

覚園寺は普段は、決められた時刻にお寺の方の案内でお参りする拝観スタイルですが、年に一日、境内にお祭りされている「黒地蔵」の縁日である8月10日の0時から正午までの間だけは、境内を自由に歩いてお参りすることができます。
「黒地蔵」は、地獄で火攻めにされている亡者の苦しみを和らげようと地獄の番人に代わり火焚きを行い、そのために自らの身を焦がしたという伝説のお地蔵様。何度洗っても、翌日にはまた黒くなってしまうため「黒地蔵」と呼ばれるようになったといいます。

8月10日深夜、暗闇の覚園寺境内に響くのは、読経の声と蝉時雨。寺の本堂である薬師堂に足を踏み入れれば、薄明かりに浮かぶ仏像がやさしげな微笑を浮かべている。。。
普段の拝観ではそれ程ゆっくり見ることができない数々の仏像も、心行くまでゆったりと拝観可能です。

また、8月10日は観音様の縁日でもあります。この日に観音様にお参りすると、四万六千日間お参りしたのと同じご利益を授かると言われ、鎌倉市内で観音様を本尊とする杉本観音や長谷観音、安養院では夜明け前から境内が開かれ、多くの参拝者が訪れます。

写真上:午前0時、覚園寺山門 写真下:長谷寺より夜明けの由比ヶ浜


このほか、下記のイベントもありますので、盛りだくさんの夏をお楽しみください。
鎌倉花火大会
- 8月10日(月) -

「鎌倉詩歌祭2009」俳句と友禅のコラボレート
- 8月6日(木)~8日(土) -

江の島で行われる様々な夏のイベント

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2009/07/30

鎌倉 グルメ日記2

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7/29(水)の早朝、夜のうちに降った雨が上がり靄(もや)が掛かっていたので、「これは良い写真が撮れるかもしれない」と思い、カメラを片手に長谷の大仏に向ってみました。
鎌倉観光の定番中の定番、大仏のある高徳院は、7時から開門しています。境内に入ってみると案の定、靄の中で眠たそうにしている大仏様をパチリと撮影に成功(写真、左)。
朝食後、そろそろ咲き始めている蓮(ハス)の花を撮影するため鶴岡八幡宮の源平池に向ってみましたが、まだ、咲き始めたばかりという感じ。鎌倉で市会議員をしている友人が本覚寺のハスが綺麗と言っていたなと思い出し、本覚寺に行ってみました。
鉢植えではありますが、白に紅の縁取りがされた、まるで布細工のような綺麗な花が、寺のシンボル・六角の夷堂をバックに美しい花を咲かせていました(写真、中)。

さて、写真撮影がひと段落したところで、お昼は先日、フジテレビの「もしもツアーズ」に出演させていただいた際にお世話になった小町通りの季節料理の店「辰巳」さんに、11時半の開店と同時にお邪魔しました。テレビ放映後の反響はすごかったそうです。
頂いたのは、鎌倉野菜の食べ放題サラダが付いた鎌倉野菜天丼の定食。新鮮な野菜の味をそのまま衣の中にとじ込めた様な、健康的な味わいの天丼です(写真、右)。

午後は、海辺をドライブし、稲村ヶ崎温泉で汗を流した後、以前テレビ番組でご一緒させていただき、最近もテレビに雑誌にと活躍されている方と待ち合わせして、夕食へ。
向ったのは、二階堂の住宅地の中にある「うどん三昧 とく彦」というお店。
こちらのご主人は、以前、銀座でお店を構えていらっしゃったのですが、静かな土地柄を好み、鎌倉に移られたのだそうです。元銀座の名店のオーナーというと、厳つい人では?と思いますが、本当にこまめに気配りしてくださる素敵な方です。
さて、肝心の料理ですが、3000円のお任せコースをお願いしました。何品かのお皿が出た後、コシのある力強いうどんをすすり、最後はダシの利いたうどんのお汁でいただくお茶漬けで締めというコース。食欲に関しては相当自信のある私でも結構お腹一杯。

お店の場所は、丁度、荏柄天神と頼朝の墓の間の住宅地の中なのですが、分かりづらいです。看板も小さなものしか出ていないので、必ず地図をプリントして持参することをおすすめします。

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鎌倉 グルメ日記1

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一昨日、昨日と、鎌倉で美味しいと定評のあるお店で、普段お世話になっている方々と会食をさせていただきました。どのお店も本当に素晴らしいお店ばかりですので、皆さんが鎌倉を歩かれる折の参考のため、記録を書いておきたいと思います。

まず、7/28(火)のお昼。小雨のパラつく北鎌倉で、いつもお世話になっている地元の方と会食。
向った店は、予約を入れておいた懐石料理屋「幻董庵」さん。北鎌倉の駅から大船方面にやや歩き、郵便局のところで左折し、光照寺手前の小さな路地を奥へ入ります。
以前来た時は夜だったので辺りの様子がよく分かりませんでしたが、昭和初期の古民家を移築した店の建物は、北鎌倉という山あいのしっとりとした土地に溶け込んでいて、とてもよい雰囲気だと思いました(写真 一段目左)。

「幻董庵」の料理は、まだ40代という若い板前さんの創作懐石。
通常の懐石料理の椀物に当たる冷製スープがワイングラスに入って出てきたり(写真、二段目左)、デザートのかぼちゃのプディングは「坊ちゃんかぼちゃ」をそのまま器として利用していたりと(写真、三段目右)、一品一品に工夫が凝らされていて、味だけでなく目も楽しませてくれます。

ただし、「幻董庵」の本当のよさを味わうのであれば、昼よりも夜だなと思いました。夜は一階と二階のそれぞれのフロアを貸切にします。2名で予約しても、広いフロアを2人で貸切という贅沢を味わうことができます。
また、北鎌倉は夕方4時にお寺が閉門してしまえば観光客はほとんど引き上げてしまい、本当の静寂が訪れる土地柄。
東京と違い、人工的なネオンもなく、漆黒の闇の中にポツンと浮いて食事をしているような感覚。ぜひ一度、ディナーを予約してみることをおすすめします。

夜は、長谷の「ダイヤモンド 鎌倉別邸ソサエティ」のレストラン「トラットリア ライラック」でイタリアンのコースを頂きました。メインは海鮮の冷製パスタと子牛のステーキ。用意されている重ためのワインともよくマッチし、よかったと思います。

鎌倉 グルメ日記2に続く-

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2009/07/20

たとえ地球が明日滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える

たまたま読んでいた「文芸春秋」(八月号)の石原慎太郎氏の寄稿文中に、非常に心を打たれる言葉がありました。

「たとえ地球が明日滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える」

ポーランドの詩人・ゲオルグの言葉だそうです。この言葉については、「ゲオルグなる詩人は、「ポーランド」の詩人ではない」、とのご指摘や、「この言葉のオリジナルは別の人物のもの」とのご指摘を、このブログの読者の方からいただきましたが、誰の発言であるにせよ、この言葉のもつ汎的な価値に変わりはないと思います。

さて、イギリスの物理学者・ホーキング博士によれば、我々の宇宙に地球と同程度の文明を持つ星が二百万ほどあるといいます。
しかし、我々は彼らと遭遇しません。それは何故か。
実は、地球ほどの文明を持つようになると、自然の循環が狂い、加速度的に不安定になる。そして滅亡してしまうから。だそうです。

なるほど。確かに全地球規模で見ると、我々の文明も、もはや衰退期に入っているように感じることが多いですね。文明の発展が、人類、ひいては地球上の動植物の最終的な幸福に相反する方向に向い始めている。これは、文明の衰退以外の何ものでもないと言えるでしょう。

核戦争は常に現実のものとなる可能性がある。
南太平洋の島国は海に水没しようとしている。

「エコ」がだいぶ生活に浸透しつつあるものの、ホーキング博士の言葉が正しければ、もはや何をやっても手遅れなのかもしれません。
しかし、だからと言ってニヒリズムに陥ることなく、「今日」できることを真剣に考え、取り組む。これが前述のゲオルグの言葉の趣旨ですね。

全地球レベルの話だと、なかなか現実味がわきませんが、身近な例で言えば、京都や鎌倉を歩いていると、「もはや日本の伝統美は失われた」と嘆かざるを得ないほど、景観破壊、環境破壊が進んでしまっています。
だからと言って諦めることなく、今、我々が取り組まなければならないことは何か、真剣に考えなければなりません。
世界遺産に登録することが、本当に人々の幸福に繋がるのか、なども含めて。

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2009/07/12

古都浪漫ギャラリー 「夏模様」

古都浪漫ギャラリー「夏模様」をアップしました。

http://kamakuraprivate.cocolog-nifty.com/photos/natumoyo/index.html

今回のテーマは、奈良、京都の夏の風物です。
夏場はどうしても街歩き、寺社めぐりは避けてしまいますが、夏ならではの魅力もあったりします。
暑い中、出掛けるのは嫌だという方、写真をゆっくりお楽しみください。

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2009/07/11

鎌倉浪漫ウォーク 田谷の洞窟

昨日は、私が講師を担当させていただいているNHK学園講座「鎌倉浪漫ウォーク」の7月の回に出掛けてきました。
昨日の天気は曇り空。しかし、7月の晴天の日射しは街歩きには辛いので、これは本当にうれしい曇でした。

朝、大船駅に集合し、最初にバスで向ったのが定泉寺というお寺さん。このお寺の境内にあるのが「田谷の洞窟」。
「田谷の洞窟」の正式名は、田谷山瑜伽洞 「ゆがどう」。古くから修業道場として使われてきた地底伽藍で、上下3段、延長約1キロのうちの一部を公開しています。

まず、洞窟の歴史などについて和尚さんのお話を伺った後、頂いたお灯明(ロウソク)に灯を点し、洞窟内に入ります。洞窟の中は夏でもヒンヤリ。狭い通路を進んでいくと、所々に少し広めの部屋が開けており、闇の中にうっすらと壁に刻まれたレリーフのような仏の姿が浮かび上がります。洞窟内の部屋には四国八十八ヶ所霊場をはじめ、西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所の各観音霊場札所の仏様が祭られていて、洞窟内を一周すれば総てまわったのと同じ功徳があるのだそう。
階段を下りて、奥の院のある一番下の階に行くと、そこに広がるのは本当に不思議な地底世界。小さな滝の流れ落ちる池から、音無川という川が流れ出していて、まるで「オペラ座の怪人」に登場するファントムの住処のようだな、と思います。

しかし、永い年月をかけてとは言え、重機の無かった時代に、これだけの地下伽藍をノミだけで掘り進めるのは、いかに大変なことだったか!!

定泉寺からバスで一旦大船駅に戻り、湘南モノレールに乗って、今度は江ノ島に向います。今日の昼食は「かきや旅館」のシラス三昧セット。シラス丼をはじめ、シラスのかき揚げ天麩羅、シラスの酢の物の小鉢など、とにかくしらす尽くしの昼食。皆さん満足いただけたかと思います。

食後は、龍口寺で「五頭龍と江ノ島の弁天様」、「日蓮上人の龍の口の法難」のお話をし、常立寺で「元使塚」のお話をして解散。8月は夏休みなので、9月の再会をお約束して、皆さん家路につかれました。

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