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2009/03/28

写真提供

春の行楽シーズンを前に、いくつかの雑誌等に写真提供させていただきましたので、まとめて紹介させていただきます。

◆『海の道 45号』(津エアポートライン株式会社)
「ニッポンいいとこ再発見」のコーナーの京都の写真を提供させていただきました。

◆『ふろむな 2009春号』
奈良・秋篠寺の写真を提供させていただきました。

◆『学校法人 大原学園 留学生のためのコース紹介』
奈良・京都のイメージ写真を提供させていただきました。

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2009/03/15

NHK学園講座「鎌倉浪漫ウォーク」 第6回

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一昨日、NHK学園講座「鎌倉浪漫ウォーク」の第6回を実施しました。月1回のペースで鎌倉を歩くこの散策講座も、早いもので6回目。

今回は、鎌倉駅に集合後、「大塔宮(鎌倉宮)」行きバスで終点の「大塔宮」まで行き、まずは皆さんを「永福寺跡」にご案内しました。永福寺というのは頼朝が鎌倉に建てた3つのお寺(頼朝建立三大寺 ※)の一つで、奥州遠征の際、藤原氏の支配した平泉の文化レベルの高さに驚いた頼朝は、中尊寺や毛越寺(もうつじ)など、当時の平泉の寺々の荘厳な様を鎌倉に再現したくなり、このお寺を建立したのだそうです。
こうして完成した永福寺(ようふくじ)も、室町時代以降、いつのまにか廃絶し、跡地はただの草原になっています。今後は、史跡公園として整備する計画とのこと。

昼食は、「中国精進料理 凛林」にていただきました。「凛林」は隠れ家的な雰囲気のあるとても良いお店ですね。ランチメニュー「凛林昼御膳」を食べた方と、「らーめんセット(烏龍麺という独特の麺を使用)」を食べた方がいらっしゃいましたが、いずれも好評のようでした。

午後はまず瑞泉寺へ。梅林の梅がちょうど見頃を迎えていましたが、意外にも好評だったのが、「狢(ムジナ)塚」のムジナ君のお話。「ムジナ」というと一般にアナグマかタヌキを指しますが、アナグマとタヌキってどう違うの?というお話や、「同じ穴のムジナ」ってどういうこと?というお話、更に瑞泉寺の「狢塚」に伝わるお話などをさせていただきました。瑞泉寺の「狢塚」、ご存じない方も多いかと思いますが、鐘楼の脇の小高い山の上に祭られているので、探してみてくださいね(写真左)。
瑞泉寺では、更に、日本の庭園史において夢窓国師が果たした役割や「どこも苦地蔵」などについてお話させていただきました。

瑞泉寺から、一旦、鎌倉宮まで戻り、次は荏柄天神へ。こちらでは、ご祭神の菅原道真公と梅にまつわるお話や、「飛び梅伝説」についてお話しました。

その後、頼朝の墓に立ち寄りつつ、最後は西御門(にしみかど)の来迎寺へ。
来迎寺は鎌倉の仏様の中でも屈指の美しさといわれる如意輪観音さまがいらっしゃるお寺。鎌倉で美しい仏像を一つ挙げよといわれたら、東慶寺の「水月観音」か来迎寺の「如意輪観音」か迷ってしまうところですね。
水月観音は「鎌倉の美女」とも言われるように可憐な美しい女性を思わせる風貌。一方、如意輪観音は、言葉が適切かどうか分かりませんが、妖艶な美しさを漂わせているよう。タイプこそ違いますが、いずれも鎌倉における仏像彫刻の傑作であることは、間違いありません。

天気予報では、雨の予報も出ていたので心配しましたが、結局、降られることもなく、気持ちの良い散策を楽しむことができた一日でした。右の写真は、半年間、この講座を支えてくれたスタッフからプレゼントしていただいた「鎌倉浪漫ウォーク」のロゴの入った手ぬぐい。感謝!!

【春講座開講のご案内】
私が講師を担当させていただいておりますNHK学園講座「鎌倉浪漫ウォーク」ですが、4月より春講座を開講します。どなたでも参加できますので、興味のある方は、NHK学園新宿オープンスクールまでお問い合わせください。


※頼朝建立三大寺 とは、鶴岡八幡宮寺、勝長寿院、永福寺を指します。鶴岡八幡宮も明治初年に「神仏分離令」が出されるまでは、神仏混淆のお寺でした。

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2009/03/09

春の陽気に誘われて

久しぶりに気持ちよく晴れた昨日(3/7)、NHK学園の次回講座の下見も兼ねて、瑞泉寺へ足を運んでみました。

門を入ってすぐの梅林では、紅白の梅が見頃を迎えていました(写真)。
この梅林の梅が、これだけきちんと咲いているのを見るのは、もしかしたら初めてかもしれません。というのも、鎌倉の梅は早いところだと(例えば荏柄天神)、1月の中旬頃には花を咲かせ始め、たいがい2月の下旬までには咲き終わってしまいます。ですから、3月に入ると、半ば「梅はもういいや」という気分になってしまい、瑞泉寺で梅が咲いているのを、ついうっかり忘れてしまうのですね。

それは秋の紅葉も同じで、鎌倉で最後に紅葉が訪れる瑞泉寺は紅葉が年を越す場合もあり、北鎌倉辺りで紅葉がピークを迎える時期(12月はじめ)に訪れても、瑞泉寺はサッパリなわけです。
そういう意味で、鎌倉有数の「花の寺」といわれる瑞泉寺ですが、境内が最も美しい時に訪れるのは、とても難しいように思えます。

瑞泉寺は花以外だと、寺の開山で作庭家としても有名な夢窓国師(むそうこくし)が造ったと伝わる本堂裏手の庭が有名ですが、本堂の横に建つ地蔵堂に安置されている「どこもく地蔵」と呼ばれるお地蔵さまに伝わるお話もとてもユニークです。

昔、寺の堂守が、苦しい生活から逃げ出そうと考えていると、ある晩地蔵が夢に現れ、「どこも苦、どこも苦」と言ったので、考え直して堂守を続けた。。。

昨日、この「どこもく地蔵」の前を通り過ぎたとき、二人連れの女性が、「どこも苦しい今の時代に、タイムリーなお地蔵さんだね」と話しているのが聞こえました。そうですね、未曾有の不況といわれるこの時代、
「苦しいのはあなただけじゃないんだよ。」
お参りする人たちにお地蔵さん、そのように語りかけているような気がしてきました。

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2009/03/01

古都浪漫ギャラリー 「鎌倉 春の情景」アップ

私が、春と聴いて思い浮かべるものといえば、二つあります。

一つは、先日もこのブログで書いた、西行法師の歌、

  願わくば、花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃

桜をこよなく愛した西行法師らしい、とても美しい歌ですね。

もう一つが、明治の政治家・副島種臣の書。

Soejima

なんて書いてあるか、お読みになれますか?

  野富烟霞色天縦花柳春

野は烟霞(えんか)の色に富み、天は花柳の春を縦(ほしいまま)にす、と読みます。
書というより、むしろミロやパウル・クレーの描いた抽象画のよう。しかし、花のたくさん咲く、春の野原のような雰囲気が伝わってきますよね。

◆古都浪漫ギャラリー 「鎌倉 春の情景

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