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2008/08/30

初秋の鎌倉、おすすめの散策路

Kaizouji_hagi Youkihi Houkaijisandouhagi

最近雨が多く、朝晩はとても涼しくて、「夏はいったい何処へ?」という感じですね。

暑い盛りは散策などとても・・・と言っていた方も、涼しくなったら鎌倉へ出掛けてみませんか。
9月の鎌倉のオススメ散策路は、「萩の花の咲くお寺めぐり」。鎌倉駅を起点に、海蔵寺浄光明寺宝戒寺をめぐります。

鎌倉駅西口から海蔵寺までの道のりは、路傍に十六夜日記の作者である阿仏尼の墓があったり、小さな稲荷が祀られていたりと、一年を通じてとても味わい深い散策路ですが、私はこの道を秋に歩くのが大好きです。横須賀線の線路沿いにススキの穂が揺れはじめると、もう本当に秋だなと感じます。

寿福寺、英勝寺の門前を過ぎ、しばらく静かな住宅地を歩いていくと、その先の谷戸の奥に静にたたずむのが海蔵寺。9月中旬ともなると、山門に至る石段の両脇にあたかも紫色の輝く滝のように萩が咲き乱れ、幻想的な空間を創り上げます(写真左)。この優美な滝を掻き分けるように、参拝客は石段を上り、山門へ向かいます。できれば人の少ない早朝に訪れて、この贅沢な空間を独り占めにしてみたいですね。

海蔵寺から一旦、英勝寺の門前まで戻り、踏み切りを渡って、今度は泉ヶ谷の浄光明寺に向います。

浄光明寺は、鎌倉時代の彫刻の傑作・阿弥陀三尊像が祀られていることで知られるお寺。境内に入ると、「楊貴妃観音」像の周囲を萩の花が彩ってます(写真中)。
中国唐の時代、玄宗皇帝に愛された楊貴妃。世界三大美女の一人ともいわれる彼女の死を嘆いた玄宗は、仏師に命じて彼女の美貌に似せた一体の観音像を彫らせます。 500年の後、日本から渡った留学僧がこの像を譲り受けて日本に持ち帰り、京都泉涌寺(せんにゅうじ)に安置したのが本家「楊貴妃観音」。
浄光明寺は泉涌寺の末寺であるので、「楊貴妃観音」の模刻が寄進されたのだそうで、本家の、「楊貴妃観音」同様、美人祈願にご利益があること間違いなし。

さて、浄光明寺を出たら、「いわや不動」の前を抜け、鶴岡八幡宮方面へと足を伸ばしましょう。鶴岡八幡宮の門前を横切る横大路の突き当たりにある宝戒寺は別名「萩寺」と呼ばれる萩の美しいお寺。秋の境内は珍しい白萩の花で一杯になります(写真右)。

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