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2007/09/05

9月の鎌倉 おすすめ散策コース

ここのところ、暑かったり涼しかったりですが、秋の足音は確実に近づいてきています。
暑い盛りは山歩きなどとても・・・と言っていた方も、涼しくなったら鎌倉へ散策に出掛けてみませんか。

9月の散策路でおすすめなのは、鎌倉駅西口から寿福寺門前を通り、海蔵寺まで歩くコース。この道はとても味わい深い散策路で、四季を通じておすすめですが、私は初秋の頃に歩くのが大好きです。横須賀線の線路沿いにススキの穂が揺れはじめると、もう本当に秋だなと実感します。

横須賀線の線路を離れ、しばらく静かな住宅地を歩くと、その先の谷戸の奥にたたずむのが海蔵寺。9月中旬ともなると、山門前は美しい赤紫色の萩が幻想的に咲き乱れ、あたかも紫色の輝く滝のようです。

Kaizouji_hagi


海蔵寺から一旦横須賀線の線路まで戻り、ガードの下をくぐって、今度は泉ヶ谷の浄光明寺に向います。

浄光明寺は、鎌倉時代の彫刻の傑作・阿弥陀三尊像が祀られていることで知られるお寺。
境内に入ると、楊貴妃観音の周囲を萩の花が彩ってます。

中国唐の時代、玄宗皇帝に愛された楊貴妃。世界三大美女の一人ともいわれる彼女の死を嘆いた玄宗は、仏師に命じて彼女の美貌に似せた一体の観音像を彫らせます。 500年の後、日本から渡った留学僧がこの像を譲り受け日本に持ち帰り、京都泉涌寺に安置したと伝わります。
泉涌寺の末寺である浄光明寺に寄進された模刻が浄光明寺の「楊貴妃観音」。美人祈願にご利益があると言われます。


さて、浄光明寺を出たら、「いわや不動」の前を抜け、鶴岡八幡宮方面に足を伸ばし、鶴岡八幡宮のちょっと先にある宝戒寺にも立ち寄りたいところ。
宝戒寺は、鎌倉七福神の毘沙門天を祀る寺。鎌倉で「萩寺」といえばこの宝戒寺を指し、秋の境内は珍しい白萩の花で一杯になります。

Houkaijisandouhagi


最後に、9月のイベントで是非見ておきたいのは、毎年9月18日に行われる、長谷の御霊神社(権五郎神社)の例祭「面掛行列」。別名「はらみっと行列」とも呼ばれるこの祭りは、源頼朝が隠れ里の娘を懐妊させたため年1回里人の無礼講を許したことに由来するともいわれ、異形の面をつけた10人衆が町を練り歩く姿は、鎌倉に秋の訪れを告げる風物詩となっています。

Photo_12


鎌倉 萩寺めぐり

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