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2007/01/22

鎌倉で楽しむアート

外は寒いし、お寺に行っても花もそれほど咲いていない・・というこの時期こそ行ってみたいのが、鎌倉の美術館。
鎌倉には、神奈川県立近代美術館や鎌倉国宝館・文学館のような公共団体が運営する大きな美術館・博物館のほか、地元企業やアーティストが自前で経営する小規模の美術館がいくつかあります。

中でもおすすめなのは、北鎌倉にある画家、葉祥明氏の個人美術館「葉祥明美術館」や、鎌倉駅の近く小町通にある和菓子店が運営する「吉兆庵美術館」。 さらに、ホテルニューオータニ前会長故大谷米一氏の鎌倉の別邸を改装し、大谷氏のコレクションを公開している「鎌倉大谷記念美術館」など。

「葉祥明美術館」は、明月院への道の左手に建つ瀟洒な洋館が美術館となっていて(写真)、常設展示のほか、企画展も催されています。

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葉氏は絵本作家ですが、美術館を訪れて氏の作品に実際に触れてみると、絵本という枠を遥かに超えていることに気づきます。
どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる画風。ほぼすべての作品に描かれている地平線ないし水平線による構成美。そして、絵から伝わる物語の予感。
美術館から出てきたときにはすっかりファンになってしまっていました^^(特に『White Planet』という作品がよかった・・・)。

「吉兆庵美術館」は、和菓子店「鎌倉 源 吉兆庵」が運営する美術館で、北大路魯山人の陶芸・書画を中心に展示しています。
魯山人という人は非常に幅広い分野で活躍した人で、大変な美食家だったんですね。それで「食器は料理の着物」だと言って、自分が気に入るように皿や器を作りはじめて、その道でも一流になっちゃうんです。北鎌倉に陶芸用の窯を持っていたので鎌倉所縁の人でもあります。
漫画『美味しんぼ』に出てくる海原雄山は、魯山人がモデルになっているようです。

「鎌倉大谷記念美術館」は、鎌倉の美術館では一番見応えがあると思います。特に近代フランス絵画はデュフィ、ヴラマンクをはじめモジリアーニ、ユトリロなど多彩なコレクション。
でも、この美術館、冬の間はずっとお休みしてるんですよ。
年間スケジュールを見ると、今年は3/27から公開が始まり、「ローランサン展」をやるようですね。


[参考URL]
葉祥明美術館

吉兆庵美術館

鎌倉大谷記念美術館(休館中)

北大路魯山人

魯山人と鎌倉

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コメント

くろいぬさん
私も陶芸にはおおいに惹かれるのですが、あまり器用なほうでもないので、もっぱら鑑賞のみというところです。でもそのうちチャレンジしてみたいなーと思ったりもします^^

投稿: morikawa(管理人) | 2007/02/07 23:59

吉兆庵美術館、ぜひ、行ってみたいです。
昔、陶芸をしていたので、魯山人の茶器には多いに興味があります。(美味しんぼも愛読してました)

それと、鎌倉大谷記念美術館もよさそうですねぇ。

今度、鎌倉に行く時は、葉祥明美術館と三館行きたいです(^^♪

投稿: くろいぬ | 2007/02/07 00:34

「黄色いコンソール」、今にも音楽が聴こえてきそうで、視覚だけでなく、聴覚をも楽しませてくれる絵ですよね^^

投稿: morikawa(管理人) | 2007/01/24 23:55

ローランサンも惹かれるところですよね♪
でも、デュフィの「黄色いコンソール」は
最高に好きな作品です。。。
デュフィ展が始まると鎌倉大谷記念美術館に
そぞろ行きたくなってきますw
小林古径「八仙花」も素敵なのですよね♪
中国では、紫陽花を八仙花とも呼ぶそうです。
今では鎌倉を代表する花でもありますが、
画で見るのもたまには、乙なものです。。。

投稿: ひこうせん | 2007/01/23 23:20

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