冬の鎌倉の楽しみ ~ その2 ~
~ その2 静かな境内で冬の花を楽しもう ~
早春の梅に始まり、春爛漫の桜、カイドウ。初夏の紫陽花、ハナショウブ。夏のノウゼンカズラやハス。初秋の萩。秋のヒガンバナ、コスモス。晩秋の紅葉・・・。
鎌倉は四季を通じて花に彩られていますが、さすがに12月下旬から1月にかけては花も少なくなります。
しかしながら一年の中で最も静かなこの季節、古都の寺社の静かな境内を落ち着いた気持ちで逍遥するのも悪くありません。
雪化粧した鎌倉の街はあたかも水墨画のようで殊のほか美しいですし、晴天の日に「風花(かざはな)」(※)が舞うのなどはなんともロマンチックではありませんか。
しかも花が全くないかというと、そうでもありません。
鶴岡八幡宮の牡丹苑では雪よけの「こも」に覆われて冬牡丹が大輪の花を咲かせます。(写真)
また、浄智寺の境内などでは「蝋梅(ロウバイ)」が咲きます。蝋梅の花は字のとおり、形は梅の花に似ていますが、まるで蝋細工のような花びら。これも寒さから身を守るための自然の進化の形なのでしょうか。
※風花
晴天の日に風と共にちらちら降る雪。まるで消えるために降っているような、はかない雪のこと。
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